〜古原さんが見る山の問題、森林への想い〜
『大昔はスギやヒノキを切って夏に乾燥させて、冬に丸太をそりみたいに使ってすべらせて木をおろしていたのですが、戦後は機械化やトラックでの配送が進むようになり、猟も行われなくなってしまったため、現在ナラ枯れの被害が多く、シカ・イノシシによる食害も増加しています。 さらにカエンタケという猛毒キノコが繁殖しており、近辺に小学生が課外活動で訪れることも有るので注意を呼びかけています。山は好きだけど山を管理しながら薪のことを営むのは大変。 自分の代だけでなく、子どもにも次世代にも長く続くようにしたい』とおっしゃっていました。 林業に関しては古原さんは6代目。そのためか山をなんとかしたいという想いが人一倍強く感じられる方でした。