家族も友達もご近所さんも、みんなが自然と集まる「団らんの場」を創り出してくれる。
薪ストーブの周りに集まれば、多くを語らなくてもココロを寄せ合うことができる。
それが火木土がご紹介したい「薪ストーブのある暮らし」です。
取り扱い商品 | 煙突、薪、エコ燃料“モミガライト”、薪ストーブ |
販売方法 | 販売店 |
定休日 | 木曜日 |
住所・地図 | 京都府福知山市牧402-5 (福知山市消防署北分署前・旧コーヒーショップ牙爾亜) |
HP | http://kamokudo.kishishita.com/ |
お問い合わせ先 | 0773-33-0201 |
~火木土ホームページより~
“薪ストーブのある暮らし”
薪ストーブが作り出す暖かい炎はカラダだけでなく、 眺めているだけでココロも温めてくれる不思議な力を持っています。
例えて言えば、陽だまりで日向ぼっこをする時の温かさでしょうか?
冷えたカラダを芯からじんわり温めてくれる、包み込むような温もりです。
物理的な暖かさだけではありません、
それが作り出す炎のゆらめきには、どんな高画質な映像にも再現できない魅力があります。眺めているだけて時が経つの忘れさせてくれ、みんなを惹き寄せる力を持っています。
パチパチと木の燃える音や香りなど、五感で感じる様々な要素がココロを癒してくれます。
家族も友達もご近所さんも、みんなが自然と集まる「団らんの場」を創り出してくれる。
薪ストーブの周りに集まれば、多くを語らなくてもココロを寄せ合うことができる。
それが火木土がご紹介したい「薪ストーブのある暮らし」です。
“火のある暮らしの確かさ”
人類が他の動物よりも一歩進むことができたのは、「火」をおこし、利用する術を身につけたからだと言われます。
しかし近代化が進む中、 私達は 「火」 という特別な存在から少しずつ遠ざかっているのが現状です。
昔は焚き火や囲炉裏などの単純な熱源を用いて暖をとっていましたが、時代と共に「火」の扱いは進化を遂げていきます。
ただ単に木を燃やすのではなく、建築的にも意匠的にも生活の中に「火」の要素を取り込んできました。
そのために煙道を設けて作られたのが「暖炉」です。
しかし暖炉の暖かさは「直火・じかび」の暖かさゆえに、火の傍にいる人ほどには室内は暖まらないという問題がありました。
その後、アメリカの発明家ベンジャミン・フランクリンが起こしたイノベーションが今日に繋がる薪ストーブの未来を変えました。
密封された鉄箱の中で薪を燃焼させ、温められた鉄が発する熱(輻射熱)を用いて効率良く部屋を暖める。
少ない量の薪で多くの熱が得られる「フランクリン・ストーブ」の発明が無ければその後の薪ストーブの形は全く違ったものになっていたかもしれません。
現在の薪ストーブは最新のテクノロジーで開発されていますが、基本的な原理はフランクリンストーブの時代からなんら変わっていません。
今はリモコン一つでエアコンが部屋を暖め、火を使うことなく料理ができてしまう世の中です。
自給自足が当たり前であった昔に比べ、自らのために自らの手で必要な物を補うということが減ってきています。
高性能な機械は便利な生活を与えると同時に、本来自然の一部であるはずの人間の根本的な能力を退化させているのかもしれません。
もし、ある日突然、電気が使えなくなったら?
ガスが、灯油が、ガソリンが・・・私達の生活はたちどころに崩壊してしまいそうです。
でも、家の周囲を見渡せば当たり前のように生えている「木」は乾燥させて燃やせば素晴らしい燃料になります。
しかも他の熱源と異なり、誰もが簡単に調達できるものばかりです。
火のある暮らしには太古の昔から続く「圧倒的な確かさ」があるのです。
“ココロもカラダもあたたかく、そして地球にも”
薪ストーブは人に優しいだけでなく、地球にも優しいのが魅力です。
世界的に問題となっている地球温暖化の原因の一つは、 私達人間が使用している石油やガスなどの化石燃料にあります。
地中から掘り出した燃料を地表面で燃やすことで、地球上の二酸化炭素濃度を増加させているという理屈です。
もちろん薪を燃やしても二酸化炭素は排出されるのですが、その二酸化炭素は、もともと木が成長過程で空気中から取り込んだものです。
そして薪を燃やした際に発生する二酸化炭素は、ほぼ同じ量が再び樹木によって吸収されます。
つまり、木材を燃料とする薪ストーブを使用することで、地球上の二酸化酸素濃度を変えることなく循環させることができるのです。
この考え方はカーボンニュートラルと呼ばれ環境科学上の基本概念となっています。自分だけが暖まれば良いという考え方では人類は次の世紀を乗り越えられないかもしれません。
持続可能な世界を本気で目指すのであれば、便利さに慣れきった私達の暮らしを少し軌道修正する必要があるのではないでしょうか?
「薪ストーブのある暮らし」には現代人にとって大切な示唆がいっぱい詰まっているように思えます。